東日本支部 楽器を知ろう「チェンバロ編」開催
日 時:2026年3月17日(火)13:00~15:00
会 場:国立音楽大学新1号館合唱スタジオ(東京都立川市柏町5-5-1)
講 師:久元祐子氏(国立音楽大学特任教授)
オフィシャルwebサイト https://www.yuko-hisamoto.jp/index.htm
主 催:一般社団法人日本音響家協会東日本支部
協 力:国立音楽大学楽器学資料館
チェンバロ調律:大津直規(日本音響家協会会友・鍵盤楽器技術)
2026年3月17日に国立音楽大学内合唱スタジオにて「楽器を知ろうチェンバロ編」を開催しました。
ピアノの前身であるチェンバロは私自身殆ど生音を聞いた経験がなく、殆ど知識がありませんでしたが、実際に聞いた感じは繊細で音量も小さく、儚い音色が心に刺さるようでした。
今回は講師の久元祐子先生がチェンバロの歴史・構造など演奏を交えて解説してくださり、大変分かりやすい内容でした。
また同じ曲をピアノと弾き比べをしたり、収音マイクの位置を変えて再生音を比較するなど、普段では叶わない事が出来て、大変興味深かったです。
終了後は大学内にある楽器学資料館の見学を行い、3人の学芸員によるチェンバロ解説も大変ためになりました。
特に様式別(イタリア・フランドル・フランス・ドイツ)のチェンバロからピアノの前身ピアノフォルテまでの音を聞く事が出来たのは、大変貴重な経験でした。
東日本支部 網野岳俊
北陸支部「ドラムワークショップ」
日時:2026年2月16日(月)13時00分~16時00分
会場:金沢市民芸術村・パフォーミングスクエア
講師:向 健太 氏(TANKEIドラム教室主宰)
主催:一般社団法人日本音響家協会北陸支部
北陸支部は「ドラムワークショップ」を開催しました。
前半は講義としてドラムセットの各楽器の名称、セッティング方法の説明が行われました。
受講者からは、どこまでのセッティグが事前に必要なのか、ジャンルによるは配置の違いがあるのかなどの質問が多くありました。
後半は受講者が実際にドラムセットのセッティングを行いました。
西日本支部 「JAZZ音響塾」
日 時:2026年2月17日(火)13:00~16:00
会 場:高砂100BANホール(神戸市中央区江戸町100番地)
講 師:浅原勇治(日本音響家協会会員)
演 奏:森下啓カルテット
森下啓(Drum)田中洋一(Tp)、加納新吾(Apf) 坂井美保(Bass)
主 催:一般社団法人日本音響家協会西日本支部
協 力:100BANビル
ライブ・エンターテイメントEXPO報告
RX Japan主催のライブ・エンターテイメントEXPOが、2026年1月21日〜23日、幕張メッセで開催されました。
■日本音響家協会は、音響機器ラウンジの後援をしました。
このラウンジはプロの音響機器を一堂に展示する形式で、今回は次の8社が出展しました。
■技術セミナーはRX Japansと共催により「劇場のイマーシブを考える」というテーマで、建築音響と電気音響との相互理解を目的とした内容にしました。
建築音響の老舗である(株)永田音響設計の小口 恵司社長による「音響家として、建築音響とどのように向き合うか」と、ドイツの老舗のd&b audiotechnik日本法人の嘉藤 陽氏による電気音響を扱う側から「音響家として、建築音響とどのように向き合うか」をお願いしました。
部屋の音響特性が悪いと、そこでどれほど良いスピーカを鳴らしてチューニングしても満足な音にはならないのです。また、暗騒音をシャットアウトすることも大事なのです。結局、爆音でしょうか。
d&b 社が配布したカタログに掲載されていた『従来のサウンドシステムは、家庭用のオーディオと同じ考えに基づいていて、左右のスピーカの中心で聴けば正しい音像がえられる』と掲載されていました。全くそのとおりで、長年そこから脱皮しようとしなかったのですね。特に日本の音屋さんは・・・
演劇の効果音などは立体的にしてイマーシブ音響(観客を芝居の中へ没入)を以前からやっていますが、やっとSRスピーカの “センターチャンネル” や “吊るす” ことへの理解が到来したかと嬉しく思っています。
▲音響家として、電気音響とどのように向き合うか 小口恵司氏
▼音響家として、建築音響とどのように向き合うか 嘉藤 陽氏
西日本支部「マイクロフォン勉強会」
日時: 2026年1月13日(火)11時00分【1回目】14時00分【2回目】
会場: 放送芸術学院専門学校(学校内スタジオ 調整室)
主催: 一般社団法人日本音響家協会西日本支部
北陸支部 音響セミナー「音響家が知っておくべき映像の基礎知識」
近年、映像技術・機器は大きく進化し、音響家も映像音声に携わることがあるため、共に新しい技術を学ばなければならない状況です。
このセミナーは映像技術・機器の現状を学び、現場で起きたトラブル解消の機会になることを目的としています。
日時: 2025年12月22日(月)13時30分〜15時15分
会場: 黒部市国際文化センター コラーレ・創作室
講師: 畠中 稔 氏 ローランド株式会社ビジネスデベロップメント営業部
主催: 一般社団法人日本音響家協会北陸支部
協力: ローランド株式会社、ヤマハサウンドシステム株式会社
後援: 富山県公立文化施設協議会
「ビジネスマッチングに向けた日独音楽産業シンポジウム」の報告
日時:2025年10月21日(火)10:00- 15:05
会場:日比谷国際コンファレンススクエア
主催:ドイツ連邦経済・エネルギー省
在日ドイツ商工会議所の運営、当協会が後援を行なったシンポジウムでした。
音響家にドイツのイメージを問えば、芸術表現のツールとして「非常に優れた音響機器を生み出している国」と答える方は多いでしょう。
今回のシンポジウムは、ドイツの音楽業界で活躍する様々な分野から参加(12社)と日本からCEIPA(一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会)が参加して、日独音楽業界の専門家が音楽産業の最新動向を紹介。専門知識とイノベーションを共有する場が設けられました。
同商工会議所の専務、ドイツ大使館の文化課長の挨拶に始まり、各社が熱のこもった講演、プレゼンテーションを繰り広げました。老舗からパートナーを探している生まれたての組織まで、発表の目論見やメッセージの発信は多様で、幾つも興味深いものがありました。
例えば「ハンブルグミュージック協会」は、日本音楽財団(ストラディバリウスの貸与などを行なっている)との連携、ドイツの音楽シーンを可視化してクラシック音楽の新しい展開を図っています。「サイアナイト社」はAIが切り拓く新しい音楽発見を目指し完全オリジナルの自社システムを開発しており、協働者のマッチングを模索していました。
日本の音楽ビジネスの規模が北米に次ぐ世界第2位、Liveと付随するものを併せると1兆円ビジネスであることを認識しました。日本が「アニメ」、「音楽」、「映像」のジャンルでヨコの連携がもっと取れればさらなる発展が期待できる現状も。
「日独両国の経験やノウハウの共有と、あらゆる関連分野における経済交流の促進」を目指すにあたって、発火点の一つとして期待が持てる会となったと思います。
ドイツは、音楽、建築、絵画、文学、映画など芸術の分野でも伝統を積み上げ、革新的な役割を果たしてきました。また、バッハ、ベートーヴェン、ブラームスといった作曲家、ワーグナー、ウェーバー、リヒャルト・シュトラウスのオペラ、ベルリンフィルがあり、電子音楽発祥の地です。今回ドイツにおける音楽産業の現在を体感できたこと、当協会が交流の幅を広げる機会にもなったことは意義がありました。また、事業を創出する上で大きなヒントを得ました。
【報告者 糸日谷智孝】
ライブスタッフ実践セミナー開催
対象公演:2025年9月14日(日)開催
「FELLOW SHYPAUL MUSIC FESTIVAL」
主 催:STUDIO SHYPAUL
会 場:北海道苫小牧市文化交流センター(アイビープラザ)
講 師:大澤 実(苫小牧市文化交流センター所属/日本音響家協会 北海道支部長)
2025年9月14日(日)、北海道苫小牧市文化交流センター(アイビープラザ)における「ライブスタッフ実践セミナー」としての新規事業の試みで開催しました。音響技術者が公演にどのように関わるべきか、現場でのマナーや所作、対応方法などを実践的に学ぶことを目的として実際の公演に受講者と講師陣で運営に取り組みました。
今回のセミナーはSTUDIO SHYPAUL様による主催の「FELLOW SHYPAUL MUSIC FESTIVAL」で、主催者のご快諾をいただき実現したものです。
セミナーの講師陣と受講者は前日より設営のために会場入りをしました。配線ルートは舞台転換時にケーブルの交差が最小限にする工夫など確認し合いました。作業中の僅かな時間の中でも設営や結線・配線に関する講座的な場面もありました。
全体の作業は、顔合わせ、あいさつ、設営、リハーサル、本番、撤収作業、終了あいさつなどが大きな流れでした。実践セミナーですので、細かい解説や方法などは手すき時間などで対応する状況でした。そして私たちスタッフのセッティングの不備でプログラムへ影響をさせないことも開始前に確認し合いました。
今回初めてライブスタッフ実践セミナーを取り組んでみて、慌ただしい中に一つ一つの演目が終了した僅かな安堵感と次の演目の準備の緊張感が混在する空間を少しでも感じ取れたのではないかと思います。演目の9割をリハーサルでセッティングして作業手順や演目のイメージが作れたのではないかと思います。
この2日間を通して、受講側の目線(例えば仕込図の点検や確認など)、講師側からの目線(例えば講習ポイントなど)、会場側や出演側からの目線で意見や感想を出し合って次への課題へ活かしていきたいと思います。
本番当日の朝は会場のスタッフのみなさんや会館を利用している地域のみなさん達に加わり、セミナーの講師と受講者がラジオ体操を一緒にさせていただきました。
報告:岩野浩昭
イマーシブオーディオ体験会(施設見学会)開催
「イマーシブオーディオ」の理解を深めることを目的に、横浜シンフォステージ ウエストタワー5階 ヤマハサウンドシステム デモルームを会場として、音場支援システム(AFC Enhance)と音像制御システム(AFC Image)の解説とデモンストレーションの体験会を開催。
両システムはヤマハが掲げる立体音響、「Sound xR」全体のビジョン「DERIVERING IMMERSIVE AUDIO FOR EVERYONE」を形成する要素の一つと位置付けられている。「Sound xR」は、Steinberg、Yamaha、NEXOが一体となって、実空間と仮想空間とで同じ体験ができることを目指すコンセプトであった。
ヤマハサウンドシステム株式会社、株式会社ヤマハミュージックジャパンのスタッフによって、システムそれぞれが受け持つ役割、連携など実演を交えての解説が行われた。デモンストレーション、ステレオフォニックとの比較、時に参加者からの鋭い質問も交え、セミナーが進行した。
体験会の後は、同じビルにあるヤマハミュージック 横浜みなとみらい1階「Music Canvas」で、立体音響システム、ピアノや弦楽器の自動演奏、会場内の映像が連動したショータイムや、自動演奏の弦楽器に触れてサウンドや振動を体感。さらには2階の「ライブ&カフェ」、楽器体感コーナー、多彩な楽器が並ぶ「MUSIC SHOWCASE」に移動、会員同士の談笑とともにリラックスしたムードで、新体験のアート空間を楽しんだ。 【報告 東日本支部 糸日谷智孝】
開催日時:2025年9月12日(金)13:30~16:15
会 場:横浜シンフォステージ ウエストタワー5階(ヤマハサウンドシステム デモルーム)
ヤマハミュージック 横浜みなとみらい1階「Music Canvas」
ヤマハミュージック 横浜みなとみらい2階「ライブ&カフェ」
参加者数:12名
主 催:一般社団法人 日本音響家協会 東日本支部
小型パワードースピーカ比較試聴会
日 時:2025年7月23日(水)12:30〜17:00
会 場:ゲートウェイスタジオ高田馬場3号店
出展社:Bose Professional /(株)メディア・インテグレーション /フォスター電機(株)
ヒビノ(株) / ゼンハイザージャパン(株) /(株)ヤマハミュージックジャパン
出展ブランド:BOSE / FOCAL / FOSTEX / JBL / NEUMANN / YAMAHA
主 催:一般社団法人日本音響家協会東日本支部
NHK放送博物館見学会 〜音響が支えてきた放送技術の過去・現在・未来をたどる〜
1925年に日本初のラジオ放送が始まってから、今年で100年を迎えました。
この節目の年に、放送の歴史とその技術の変遷を振り返り、今後の音響技術の展望を考える機会として、NHK放送博物館の見学会を開催いたしました。
日 時:2025年7月11日(金)14:00~16:00
会 場:NHK放送博物館
対 象:日本音響家協会会員、準会員、シニア会員
参加費:無料
主 催: 一般社団法人 日本音響家協会 東日本支部
音響フィロソフィー研究会 オンライン開催
ここでいうフィロソフィー(Philosophy)は、学問の哲学としてでなく『自分自身の経験などから得られた基本的な考え』ということです。
コメンテータ 山本 能久(SE システム株式会社代表)
八板賢二郎(ザ・ゴールドエンジン主宰)
コーディネータ 糸日谷智孝(日本音響家協会代表理事)
参加者:宮本一輝、高木智裕、岩野浩昭、中村和彦、山口雅照、川手克文、奈良 暁、阿部良生
日 時: 令和7年7月7日(月)13: 30〜15: 30 オンライン
主 催: 一般社団法人日本音響家協会
第11回 8の字巻きグランプリ2025 OSAKA
日 時:2025年7月2日 予選会 11時30分開始 決勝大会 14時開始
会 場:大阪南港・アジア太平トレードセンター (ATC)
主 催:8の字巻きグランプリ実行委員会
主 管:日本音響家協会西日本支部
特別協力:関西放送機器展事務局
音楽提供:ヒビノスペーステック株式会社
賞品提供:株式会社リットーミュージック(プロ音響データブック)
《協 賛》
株式会社エヌエスイー
オタリテック株式会社
ゼンハイザージャパン株式会社
ディーアンドビー・オーディオテクニック・ジャパン株式会社
株式会社テレ・ポーズ
ネットワーク株式会社
株式会社パシフィックアートセンター
ベステックオーディオ株式会社
株式会社メディア・インテグレーション
ヤマハサウンドシステム株式会社
《特別協賛》
モガミ電線株式会社
カナレ電気株式会社
株式会社ヤマハミュージックジャパン
ジャトー株式会社
MC:伊舞まゆみ
解説:前川 幸豊
優勝は予選から勝ち上がった近畿大学生の東井優翔さん、準優勝は協賛社ジャトー社シード出場の岩瀬琢海さんでした。お二人の決勝戦は同点となり、再度競技を実施した結果です。
▼優勝の東井さん(左)と準優勝の岩瀬さん
▲ 予選会参加者 ▼決勝大会競技者
▲測定・審査スタッフ 右端はMCの伊舞まゆみさん
2025年度社員総会 併催事業の報告
■音響家協会賞贈賞式&受賞記念講演
受賞者は下山幸一氏(録音エンジニア 元NHK)。
八板賢二郎会長から盾が授与された。進行は深尾康史副会長。
式典後は記念講演が行われました。
ゴジラと誕生日(11月3日文化の日)を同じくする下山氏の講演は「我が国の放送史」の舞台裏が垣間見え、日本のラジオ放送開始から100年を迎える記念イヤーに相応しい内容であった。また「誰よりも劇場に足を運ぶ」というフィールドワークを貫く姿勢は大いに刺激となった。
■技術セミナー「ワイヤレスマイクの現在」
講師はゼンハイザージャパン株式会社の新明清子氏と山本和聖氏。
前半を担当した新明氏は、ワイヤレスマイクにおけるIM信号、相互変調(Intermodulation)について重点を置き、電波の特徴・電波の干渉などに触れながら、「ワイヤレスマイクに何を求めるか」、「ユーザーインターフェース」など使い手側の目線を織り交ぜて、会場を取り込みながら講義を行った。
後半の山本氏は、新規格WMAS(Wireless Multichannel Audio Systems)について、従来のナローバンド、単チャンネル伝送と真逆の「双方向」「広帯域」という特徴、今後日本で認可に至るための道のりなど、世界初の広帯域双方向デジタルワイヤレスエコシステム「Spectera」を紹介しながら講義を行った。
1時間ほどのセミナーであったが、基本と最新技術の両輪で展開し、講義終了後も質問や持ち込み機材に触れるなど活発な交流も見られた。
報告: 糸日谷智孝
北陸支部「ピアノとの付き合い方」
2025年5月13日(火)に高岡市生涯学習センターにおいて「ピアノとの付き合い方」を開催しました。講師には当協会の会友の大津直規氏を迎えし、われわれの業界では必ずかかわるピアノについて、そのかかわり方の講義をしていただきました。
大津氏はピアノ調律師としてだけではなく、鍵盤楽器全般の知識などを学生などに教えていく教育者としての立場から、調律師という仕事と役割から、ピアノの構造や成り立ち、発展や私たちのピアノの扱いや管理していくうえでの注意点など、また普段われわれが正しいと思っていることが実は間違っているということなども、実例を交えて詳細に説明していただきました。
講師:大津直規
主催:一般社団法人日本音響家協会北陸支部、公益財団法人高岡市民文化振興事業団
助成:一般社団法人日本音響家協会技能開発委員会
協力:ヤマハサウンドシステム株式会社
後援:富山県公立文化施設協議会
プロ音響機器展「CONNECT2025」協力
2025年4月21日(月)22日(火)名古屋駅前の「ウインクあいち」にて、プロ音響機器展示会・試聴会「CONNECT2025」が開催されました。調整卓操作、舞台転換・受付誘導に加え、今回からホワイエにてモニタースピーカの試聴コーナーが開設され、モニタースピーカの試聴サポート(参加者が希望するスピーカの切替、しゃべり、CD再生等)をしました。
【報告 丹羽 功】