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2024年度実施事業


ライブイマーシブ勉強会(体験会)

 

日  時:2025年3月25日(火)14:15~19:00
会  場:広島県・福山Cable http://cable.a.la9.jp/ 
 

主  催:一般社団法人日本音響家協会西日本支部


楽器を知ろう「チェロ編」開催

 

日  時:2025年3月10日(月) 13:30開場 14:00~16:00
会  場:国立音楽大学 新1号館オペラスタジオ 

主  催:一般社団法人日本音響家協会東日本支部

 

2025年3月10日に国立音楽大学のオペラスタジオで行われた楽器を知ろうチェロ編は、講師に国立音楽大学及び附属中高校講師の宮澤等氏と、ピアノ伴奏に国立音楽大学及び東京音楽大学大学院卒業、現玉川大学芸術学部講師の菊池智子氏のウエルカム演奏で始まった。

講師の宮澤氏の解説は、チェロの歴史・奏法・構造など実機を用いて分かりやすい講義だった。また、ヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスとの違いも丁寧に教えて頂き、大変興味深い話だった。

参加者の演奏体験は弓の持ち方・弦の押さえ方など手取り足取り教えて頂き、参加者が非常に楽しそうだった。                            

宮澤氏は自身の演奏を聞いたことが無いとの事で、その場で録音した音源を客席で聞いていただいたが、チェロのエンドピンを刺す位置が、ステージ床の梁有り・無の場所によって音の違いがある事を初めて体験したとの事で、非常に驚かれていた。  

楽器を知ろうは毎年同時期に実施されるが、東日本支部の重要なイベントとして継続していきたい。

    報告:東日本支部 網野岳俊


北海道支部主催「ミキシングセミナー」

 

開催日:2025年3月4日 15〜17時

会 場:札幌市教育文化会館 研修室401

 

音響家技能認定講座・クリエイティブコースの実習課題であるビッグバンドジャズのライブ音源を使ったミキシングセミナーを開催しました。

参加は会員4名とその同行者(一般参加者)2名の参加なので、ライブ音源における「かぶり」などを確認しながら、じっくりとミキシングの研修が行えました。

また、ヴォーカルも入ったスタジオ録音の音源もひかくして、その違いも体感できました。

音源は、調整卓内(ZOOM L-20)に挿入して使用したので、とてもコンパクトなシステムで実施できました。

報告:坪田栄蔵


角川大映スタジオ見学会

 

2024年7月にリニューアルオープンした角川大映スタジオの見学会がありました。

Dolby Atmos Cinemaに対応したダビング・スタジオのサウンドの体験です。

日本映画テレビ録音協会からのお誘いで、糸日谷智孝理事・八板賢二郎理事・須藤高宏事業委員が参加しました。

https://www.kd-st.co.jp/pospro/sound/6122.php

日時: 2025年2月18日(火)  15:30~17:00  

会場: 株式会社 角川大映スタジオ(調布)


デジタルミキサー比較試聴会

 

日  時:2025年2月14日(金) 10:00~17:30
会  場:彩の国さいたま芸術劇場小ホール

主    催: 一般社団法人日本音響家協会東日本支部

出 展 社 : (株)オーディオブレインズ/ティアック(株)/ヒビノ(株)

      ベステックオーディオ(株)/(株)メディア・インテグレーション

      (株)ヤマハミュージックジャパン

 

<参加ブランド機器>

 Waves LV1 Classic / Avid VENUE S6L / DiGiCo Quantum852 / ALLEN & HEATH dLive S3000 /TASCAM Sonicview 24 / YAMAHA DM7

 

<ロビー展示機器>

   Waves eMotion LV1 Classic / Avid VENUE S6L / DiGiCo Quantum852 /

   ALLEN & HEATH dLive C1500 / MIDAS HD96-24 , M32R LIVE, M32C /

   TASCAM Sonicview 24, Soincview 16 / YAMAHA  DM7, DM3

 

2025年2月14日(金)、東日本支部は彩の国さいたま芸術劇場小ホールにて「デジタルミキサー比較試聴会」を開催しました。本イベントには、6つのデジタルミキサーブランドが参加し、最新技術を駆使した製品の比較試聴を行いました。

【試聴会の内容と注目ポイント】

試聴会では、各ブランドが共通の音源とプロのナレーターによるナレーションを使用して音質を比較しました。音の違いが明確に感じられ、来場者は実際にその違いを体験できる貴重な機会となりました。また、各社は自社製品の特徴や新技術をプレゼンテーションし、来場者に向けて製品の魅力を紹介しました。

【実機展示と熱心な質問】

会場のロビーでは、実際のデジタルミキサーの展示が行われ、来場者は製品を手に取りながら、その操作性や機能について、直接質問を投げかけていました。参加者の関心の高さが伺え、製品に対する理解を深める良い機会となりました。

【9年の進化と技術の成熟】

本イベントは、前回の2016年開催から9年ぶりの実施となります。当時は、デジタルミキサーの普及が始まり、アナログミキサーとの併用が多かったことを記憶しています。それから時を経て、現在ではデジタルミキサーが業界の標準となり、低価格帯でも高性能なモデルが増加しました。各社が行った技術革新は一巡し、今後は改良フェーズに入りつつあります。次のステージに向けて、デジタルミキサーの進化がどのような形で実現するのか、非常に楽しみです。

                                       報告:坂下 雄一


中部支部の施設見学会と懇親会

 

日時: 2025年2月14日(金)15時から16時30分

 

2023年4月、名古屋市中区にオープンした301席の劇場を見学いたしました。

施設の特徴として、演劇や音楽など様々な催物に対応しています。

音響設備は、ヤマハミュージックジャパンが設計・施工しました。

 

劇場の立地もよく客席数300名と使いやすい大きさの施設でした。客席には中央部分には座

面の幅が広めのVIP席が配置されていて鑑賞の環境にも配慮された劇場でした。照明設備もフルLED化されていました。音響設備では「AFC Enhance」音響支援システム(残響付加)が導入されていて、利用目的に合わせて客席と舞台上の音響空間を補正することができていました。

見学後の懇親会には参加者全員が出席しました。久しぶりにリアルで顔を見ることができた参加者もおり、近況報告など楽しい時間を過ごしました。


北陸支部・舞台音響の音源再生

 

2025年2月12日(水)に、福井市地域交流プラザ 研修室602で「舞台音響の音源再生」を開催しました。

パソコンによる音源再生方法を学ぶ入門セミナーとなり、ソフトウェアは音楽制作用のAbleton Liveを使用しました。

受講者の多くが初めてLiveに触れる機会となり、音源再生用のセットアップからマルチ再生方法を学ぶ機会となりました。

 

講師:西畠理(一般社団法人日本音響家協会北陸支部 副支部長)

協力:Ableton株式会社、BOSE PROFESSIONAL

後援:福井県公立文化施設連絡協議会

主催;一般社団法人日本音響家協会北陸支部


シンポジユーム「音響家の視点からイマ―シブを考える」

 

今や「イマ―シブ(没入感)」と言う言葉は、劇場空間、映画、エンターテイメント、ゲーム、アートなど実に幅広く使われています。一方、その‘正体’はミステリーで定義や解釈は定まっていないようです。

そこで「イマ―シブ」を軸に、創造や表現の本質について、現場の実体験をはじめ、いろいろな角度から探り、技術のたゆみない進化と可能性に繋げていくシンポジウムでした。

まず、糸日谷智孝による基調講演から開始。

糸日谷は、イマーシブについて各パネリストの方々の考えを伺う前に理解していただきたい基礎を紹介しました。

シンポジウムの内容は協会機関誌#121(4月1日発行)に特別寄稿として掲載。

「イマーシブを考える」チームは、プロデューサと各講師(パネリスト)の大活躍で、無事終えることができました。

受講者も多く、熱心に聞いている受講者が印象的でした。
日本音響家協会でしかできないセミナーのようでした。

 

▼糸日谷智孝の基調講演

 

〈登壇者プロフィール〉 

 

〇糸日谷智孝 イトヒヤ トモタカ

一般社団法人日本音響家協会代表理事、会長代理。

1993年音響効果の会社を経て、現在は4つの千葉県立文化会館の事業担当。

2016年~2021年3月まで(独)日本芸術文化振興会プログラムオフィサー

「マイクケーブル8の字巻きグランプリ」の審査員や音響家技能認定講座と劇場技術マネジメント講座の講師を務める。

 

〇増 旭 マス アキラ

音響システムアラインおよび音響システムのデザイン・チューニング・コンサルタントおよび音響空間プロデュース。

サウンドシステム・チューニングの第一人者として日本音響家協会主催の音響家技能認定講座・サウンドシステムチューナコース企画運営に参画

一般社団法人日本音響家協会名誉会員

 

〇山本 能久 ヤマモト ヨシヒサ

演劇を観るのではなく演劇を感じさせる音響家デザインとして、数多くの舞台を創造し。無音から一気に音の洪水の中に観客を連れて行き、音響デザインの有用性を再認識させ、音により観客に深い感動を与えている。

日本音響家協会主催の「舞台音響フィロソフィー研究会」を企画・運営

 

○深尾 康史 フカオ ヤスフミ
一般社団法人日本音響家協会副会長。
放送技術だけでなく、舞台芸術やイベント、アナログからデジタルまで様々な分野の音響について造詣が深く、長年に渡り調査研究を行なっている。また音響家の人材育成に尽力。ライブ・エンターテイメントEXPOにおいても永年協力。元京都放送(KBS)

 

○高木 聡 タカギ サトシ

大分県出身。学習院大学卒業後、竹内芸能企画に参加。これまでに三本の映画を劇場公開している。

『ハジマリノオワリおわりのはじまり』『天使のいた屋上』『たゆたう—GOOD TIMEMUSIC of clammbonー』

また数々のアーティストの MVを手がける。MVの中でも物語のあるものを多く作り、10分を超えるショートフィルム的なものも多く、かなり異色の作品を残している。

 

▼シンポジウムの様子


ライブ・エンターテイメントEXPO/音響機器ラウンジ

 

《出展》

◎ビーテック株式会社

◎ベステックオーディオ株式会社

◎BOSE professional

◎ヤマハミュージックジャパン株式会社

 

主催 株式会社 RX Japan

後援 一般社団法人日本音響家協会

 


北陸支部・金沢市アートホール見学会の報告

北陸支部は2024年12月16日(月)に、開館以来初の大改修工事を終えて2021年9月にリニューアルオープンした金沢市アートホールの見学会を開催しました。

1994年4月の開館から20年が経過した時点で改修計画が立ち上がり、改修工事は2020年12月から開始されたそうです。

舞台音響設備の改修では、メインスピーカーの設置位置の改善が行われていました。プロセニアムアーチに設置されたメインスピーカーは、音像位置が高すぎるため違和感があり、使用出来なかったそうです。今回の改修工事ではスリムなラインアレイスピーカーが舞台横に設置されていました。

 

舞台照明設備はフルLED化されており、ハロゲンライトより熱による演奏者・楽器への負担が軽減され、演奏者から好評とのことでした。


 TVO テレビ大阪 新社屋見学会実施報告

 

日時:2024 年10 月9 日(水)14:30-16:00

主催: 一般社団法人日本音響家協会西日本支部

 

西日本支部は、天満橋の新社屋で5月から放送を開始した、テレビ大阪の見学会を実施しました。見学は2つのスタジオ・サブ、マスター、回線設備など全館に亘り、制作系設備の設計を担当された斎藤さんと、音声設備を担当された当協会会員の田中さんに案内していただきました。

新社屋への移転を機に、経営陣の判断で合理化、省力化を目指す方向性が示され、放送局の全館がIP(Internet Protocol)技術を用いたシステムで構築されたそうです。

主に音声演出制作系の番組で使用されるIPミキサー(カルレック社製)やニュース番組や多用途スタジオ(バーチャルスタジオ化の予定)で使用されるスイッチャ等についても、詳細な解説がありました。

完全IP化によるメリットは、多様な運用スタイルへの柔軟な対応、調整や制御など機器の操作性向上、高解像度・大容量の映像・音声を低遅延・低劣化で伝送が可能、映像・音声・系統による遅延量差の認知などがあり、IP化されたシステムは、合理的な思考による未来型の局舎を感じさせるものでした。こうした取り組みが今後、放送やイベント等にどのような変化をもたらすのか、これからの放送業界を注視していきたいと思います。

 

施設案内 https://club.tv-osaka.co.jp/article/entertainment/2237/

概要(広報資料より抜粋)

大阪の天満橋駅と大阪城公園を結ぶ遊歩道空間、多目的広場やリバーウォークを併設する、テレビ局とホテルの機能を持った地上21階、地下1階の複合ビルで、テレビ大阪は1階~5階。

1階はエントランスホールや多目的ホールになっていて、賑わいの創出やイベント情報等を発信

2階はグループ経営重視の観点から、関係会社が入居予定

3階は2つのスタジオを含む放送関連設備を集約し、IP技術を採用

4階は部署間の連携強化と効率化を目的とした、放送設備・コミュニケーションエリア

5階にある屋上テラスは、天神祭の生中継などで活用

報告:深尾康史

 


北陸支部・舞台スキル講座(音響入門編)「舞台音響 はじめの1歩」

 

2024年8月28日(水)、29日(木)北陸支部は公益財団法人高岡市⺠文化振興事業団との共同企画として、舞台スキル講座(音響入門編)「舞台音響 はじめの1歩」を開催しました。

 

講師:三好直樹( 音響工房 風【UTA】)

協力:高岡クロスオーバープロジェクト、ベステックオーディオ株式会社、株式会社ヤマハミュージックジャパン、ヤマハサウンドシステム株式会社

後援:富山県公立文化施設協議会

 

1日目は音の基本的な考え方とマイクやスビーカーの特性等のレクチャーを行い、2日目はバンド演奏を交えての実習、マイキングのレクチャーを行いました。


北海道支部・遠軽町芸術文化交流プラザ「メトロプラザ」見学会報告

 

日時:2024年8月23日

主催:北海道支部

 

北海道支部は、2022年10月にオープンした遠軽町芸術文化交流プラザ「メトロプラザ」の見学会を2024年8月23日に行いました。

遠軽町としては初めてとなるホールで、地元では吹奏楽の強豪校、遠軽高校の発表の場としてもなるよう吹奏楽に最適になる音響設計がなされたそうです。そのためか客席は606席ではありますが舞台は音響反射板設置時でも間口は10間、奥行き5間半と広めとなっています。また、客席の横壁の後方部はスリット状になっていてその奥にカーテンが設置されており、その開閉により残響可変ができるようになっています。

また、吹奏楽で使う打楽器関係が備品としてあり、ドラムセットだけではなく、ティンパニ、マリンバ、ビブラフォン、チャイムまであります。吹奏楽の練習の際にこれら打楽器関係は運搬せずに使用でき、地域の要望に即したものとなっています。

ピアノはヤマハCFX。この地域は木材の産地であり、その一部はヤマハピアノ用として利用されていて、いわばこのピアノは里帰りしたようなものです。

照明は最近のホールらしく全てLED化されています。

一方、車椅子席が客席の左右にありますが、中央にも設置できるようにと、中央通路に面するセンターブロックの1列は客席と共に床も外せるようになっており、通路と同じレベルにすることができて車椅子で入れるようにと一歩進んだバリアフリー設計となっていました。

運営は、商工会議所が施設内に入っていることから、商工会議所が指定管理者となっており、3人のスタッフが配置されています。そのスタッフの一部の方が先般開催したビギナーズコースを受講しており、とても熱心で、今回の見学会でも親切に対応してくださいました。そのスタッフの中には地元吹奏楽部の出身者もおられ、待望のこのホールにとても愛着を持たれているように見受けられました。

 

・メイン音響卓:Yamaha QL5

・袖サブ卓:Yamaha QL1

・メインスピーカーシステム:Nexo

報告:坪田栄蔵

 

▲残響コントロールの幕


実施報告

大阪に里帰りした8の字巻きグランプリ2024 OSAKAは、成功裏に終えることができました。

前回よりも協賛社が多く、展示会の入場者も増えました。

本部から3名のスタッフが派遣され、西日本支部主管チームの頑張りにより無事に終了しました。

 

優勝は予選から立ち上がった高木駿太郎さんで、賞金10万円が贈呈されました。高木さんは審査員による“巻きの美しさ"が評価され、僅差で優勝しました。

準優勝は東日本支部選抜の東孝征さんで、賞品「ICレコーダ」が贈られました。

 

また、競技参加者全員には静岡銘菓「8の字」クッキーとテレビ大阪からのお土産が配られ、決勝大会出場者には日本音響家協会監修「プロ音響データブック」が株式会社リットーミュージックから贈呈されました。

 

《協賛社》

株式会社エヌ エス イー

オタリテック株式会社

ザ・ゴールドエンジン

ゼンハイザージャパン株式会社

ディーアンドビー・オーディオテクニックジャパン株式会社

株式会社デュープレックス

株式会社テレ・ポーズ

ネットワーク株式会社

株式会社パシフィックアートセンター

ヒビノ株式会社

ベステックオーディオ株式会社

ヤマハサウンドシステム株式会社

 

《特別協賛》

モガミ電線株式会社

カナレ電気株式会社

株式会社ヤマハミュージックジャパン

ジャトー株式会社

 

特別協力:関西放送機器展実行委員会

協  力:株式会社リットーミュージック

     ヒビノスペーステック株式会社

     株式会社エヌエスイー

主  管:一般社団法人日本音響家協会西日本支部

主  催:8の字巻きグランプリ実行委員会

     一般社団法人日本音響家協会本部&西日本支部にて構成

 

MC:伊舞まゆみ

解説:奥山  竜太

▲予選会開始前

▲決勝大会の開始前

▲決勝大会開始 MCの伊舞まゆみさん(右)と解説の奥山竜太さん

▲最終決勝戦

▲優勝の高木駿太郎さん(右)と準優勝の東孝征さん

https://maidonanews.jp/article/15348194


ライブ・エンターテイメントEXPOの技術セミナー

 

7月4日[東京ビッグサイト]ライブ・エンターテイメントEXPOの技術セミナーを共催し、日本音響家協会は奈良 暁と新谷美樹夫を派遣。


イマーシブ オーディオ ワークショップ

 

5月8日[金沢21世紀美術館・シアター21]北陸支部は総会を開催し、総会後にイマーシブ オーディオ ワークショップを株式会社ヤマハミュージックジャパンとヤマハサウンドシステム株式会社の協力で実施した。講師は兼子 紳一郎 (ヤマハサウンドシステム株式会社)と石橋 健児 (株式会社ヤマハミュージックジャパン)、演奏はジドレ(ヴァイオリニスト)

 

■実施報告

今回のワークショップではイマーシブな(没入感のある)音響空間を創るシステムを体感する内容となりました。

システムにはヤマハのAFCが用いられ、会場のステージ上部、客席天井、客席周囲にスピーカやマイクが多く設置されました。

前半の音場支援システム(AFC Enhance)の体感では、比較的残響時間が短い今回の会場ですが、システムをONにすることで、ヴァイオリンの音が違和感なくコンサートホールの様に響き、ヴァイオリニストからも良い反応を伺うことができました。

後半の音像制御システム(AFC Image)の体感では、マルチトラックによる再生の他に、音像の定位移動が分かり易いようにサイレントヴァイオリンによる演奏で客席を一周して頂きました。ヴァイオリニストの動きに合わせて、タブレット上のヴァイオリニストのオブジェクトを指でなぞりながら移動させると、ヴァイオリニストを追従するようにヴァイオリニストの位置から演奏が聴こえ、参加者にも仕組みが分かり易い内容となりました。


4月22日〜23日[ウインクあいち]中部支部はこの事業に協力。5名の運営委員を派遣し、スピーカ試聴会の音響卓操作・試聴スピーカの仕込みて撤去作業・来場者誘導の業務を実施した。


4月25日[さいたま芸術劇場中練習室]東日本支部が総会を開催。セミナー「異なる音楽記録媒体による音源試聴会」を併催、講師は日本レコーディングエンジニア協会理事の小林悟。

 

「異なる音楽記録媒体による音源試聴会」に参加して

4月25日の東日本支部定時社員総会の後に、同じ会場(さいたま芸術劇場中練習室)にて行われた、異なる音楽記録媒体による音源試聴会に参加しました。

講師は特定非営利活動法人 日本レコーディングエンジニア協会理事の小林悟氏で、学生時代よりレコード会社の録音に携わってこられたベテランのエンジニアでした。

講師が持ってこられた古いSP盤やEdison印の蝋管(のケース)、Victor製の蓄音機など珍しいものばかりで、参加者は講師が準備をしているのに関わらず、早くも質問攻め&撮影会という状況でした。

同じ録音で商品化されているCDとレコードの聞き比べや、片面5分しか録音できなかったSP盤などの試聴も良かったのですが、個人的には電気的な増幅をしていない蓄音機の音の大きさと、レコード会社のサンプルと思われるメタルカセットテープの音質の良さに驚きました。

特にメタルカセットテープの音質に関してはアナログ録音でも十分に現在でも通用するのでは?と参加者からの声がありました。

講師のレコーディングに関する機材の知識や経験、歴史の説明も非常に分かりやすく、具体的な作品の裏話なども楽しかったです。

今回は96KHz録音の音源が機材トラブルで聞くことが出来なかったのも踏まえ、改めてこのイベントをもう一度開催したいと感じました。

報告:網野岳俊


 

社員総会併催事業2024年日本音響家協会賞贈賞式と記念講演 

2024年5月27日 15時50分開始

 

受賞者:ヤマハデジタルミキサー・プロジェクトチーム

[チームリーダー:岡林 昌明/今井 新] 

▲贈賞式 左から今井氏、岡林氏、協会会長

 

 

■交流会

17時からは懇親会で、国立能楽堂近くの上海料理「香香苑(シャンシャンエン)」を貸し切りで実施しました。リアルな対面交流を満喫、楽しい会話で賑やかでした。 

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