第20回 一般社団法人日本音響家協会社員総会報告
第20回社員総会は5月30日(火)、国立能楽堂大講義室で開催され増した。
総会後は協会賞の贈賞式、引き続き受賞者の山本広志氏の受賞記念講演を実施しました。
山本氏は音響だけでなく、照明も舞台進行についても熟知していて現在はプロデューサーとして活躍されています。現場の技術者たちのことを理解している方、少ない予算で如何に素晴らしいパフォーマンスを実現するかを考えてマネジメントするのがプロデューサーです。
満足する予算を使い果たすプロデュースは楽勝ですが、山本氏による多くの人脈を活用して市民に喜んでいただく企画を推進する創造力はとても立派です。
▼総会の模様
会長のメッセージ
2022年度はコロナ下でも、多くの事業を展開しました。
支部の事業はさまざまでしたが、特に北陸支部と北海道支部は、少ない運営費でありながら、意欲的な事業に挑戦してくださいました。
また、コロナ感染拡大のために舞台芸能等全般に影響が出て、仕事が減少した会員の方々の会費減免と協会イベント開催が減少したことから会費の2,000円減額を実施しました。 その他、機関誌の広告料金も値下げするなどの策を講じました。これらは剰余金(繰越金等の積上げ)を活用しての対策で、会員の方々の地道な活動によって得られた利益の還元であります。
2023年度におかれましては、支部は支部会員のために、本部は全国会員のために役立つ有意義な事業実施を目標に掲げたいと考えております。理事ならびに運営委員諸君のご尽力を期待しつつ、会員とのコミュニケーションを図りながら企画、推進をしたいと思います。
コロナ感染は収まって参りましたが、まだ油断は禁物です。感染状況に気配りをしながら日常業務に役立つイベントを摸索して参りましょう。誰のため、何のためを念頭に!
支部からの状況報告
第1号議案の2022年度事業報告の後半、支部の近況は支部長または事務局長にお願いしました。
協会賞贈賞式と受賞記念講演後は、お待ちかねの4年ぶりの交流会です。
将棋会館があり、そこに出前をしていた蕎麦屋が廃業し、そこに居抜きで開店した中華料理店で開催しました。11品の四川料理と飲み放題の酒で大いに語らい、対面理事会の意義ある総会を締めくくりました。