技術セミナー『音響電源を考えるvol.2』 報告
電圧について考える 100V,200Vの比較試聴
<内容>
・プレゼンテーションとトーク
・3種類の電源による比較試聴(すべて同一機材を使用)
a.100V電源
b.ステップアップトランスで200Vに変換した電源
c.単相三線200V電源
※当協会は電源の200V化を推進するわけではありません。
日 時:2021年11月29日(月) 13:30開場 14:00開演 16:00終演予定
会 場:彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール
講 師:山下 修(株式会社オーディオブレインズ/JATET音響部会委員)
司 会:市川 悟(公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団/日本音響家協会)
対 象:会員/一般
主 催:日本音響家協会東日本支部
協 力:JATET音響部会
■アンケート
・この度は貴重な機会に参加させて頂きありがとうございます。
電圧比較による視聴に関して、音の違いを確かに感じることができました。
これまで瞬時による切り替え視聴の機会がなかったので非常に良い体験が出来ました。
・普段100Vと200Vを瞬時に切り替えながらの視聴を行うことなど殆どないため、とても良い機会となった。
PA出力のインパルスレスポンス波形、時間軸波形の比較も見てみたいと思いました。ありがとうございました。
・大変おもしろい企画でした。このような実験的なセミナーはすばらしいです。
・シリーズ化はとても意義深いと思います。
単なる実験ではなく、職場や現場で活かせる経験であろうと思います。
これが良いとか正解のないことをあえて「科学していく」のは面白いと思います。
・広い空間になると200Vの良さが際立つと思った。
もう少し100Vと200Vの違いがはっきりとわかるような状況で実験を聴いてみたい。
・100Vと200Vの実際の相違を視聴で確認できて大変参考になりました。
・面白い企画だと思います。ステップアップトランスでもありかと…
・違いはあることはわかったが、思っていた程の差ではないと感じた
・実音の聴き比べができたので、大変参考になりました。
・省エネを考えても200V化が必要と考えられるので、コネクタなどのルール化が必要と感じた。
音を聴きながらのセミナー、勉強会はよい経験になるので今後も実験してほしい。
・AMPへの電源電圧を変えての音質変化があることが判りました。
受けるAMP側でどの様に電圧に対応しているのか。また、AMP製造者の意見も聴きたい。
・200V電源の方が音の粒がはっきりしているように感じました。(特に打楽器)
・実際に聴き比べでき、説明をしてもらい。とてもためになりました。
・"取り上げられたテーマが興味深かったので参加させていただきました。
多角的な視点があっても良かったと思います。"
・200V対比が面白かった。
単相3線の両端取りが勝つだろうと考えていたが、個人的にはステップアップが好ましかった。
後半は音量的にきつかった。
・100Vと200Vの音の違いが分かった。
ただ、本来のミックスバランスは100Vの方に近いように思う。
やや、食い足らない感じがした。