ピアノとの付き合い方/オンラインセミナー
ライブ・エンターテイメントEXPO2023技術セミナーのアンコール開催
調律は、物理的現象(理論)に基づいて行うものであって、絶対音感(心理学)で行うものではないのです。
調律師に求められるのは、ピアノとその使用者にとって最良の作業を的確に行うことであって、調律師の感性による発言は慎むべきです。調律師の役割は音響システムにおけるサウンドシステムチューナの役割とも似ています。
音響技術者にとってもピアノ所有者にとっても、知らないことがあるから不安になるのであって、ピアノについて正しく知っていれば、安心して向き合うことができるのです。
日 時:2023年10月24日(火)14時〜15時30分
講 師:大津 直規
◆講師プロフィール
1975年に三新ピアノ調律所に所属し、ピアノ修理全般を学びながらレコーディングスタジオやコンサートホールで調律を担当。2004年から国立音楽大学別科調律専修の専任講師となる。2019年 3月、国立音楽大学を退職。現在はフリーランスとして活躍。